有設計さんでは、どんなお仕事が多いのでしょうか
主にビルのリニューアルですね。
どこの業界でも言えることかもしれませんが、特にこの仕事は建築物ですから、ちゃんとしたものを作らないといけない、しかもその上コストは安く、という希望が多い分野です。
巧都VOICEさんとのお付き合いは、中国で家具や建材を仕入れてもらって、それをビルのリニューアルに活用する、という形です。
中国という国について、どのように考えていらっしゃいますか
実は、以前に自分でも中国からの仕入れをやってみたことがあるんです。そこで思ったのは、時間にルーズということがまず、挙げられます。
もちろん、中国の全てがそうだとは限らないのでしょうが、他でも色々と聞いてみると、納期遅れだったり、日本の品質には合わなかったり、勝手に向こうの思い込みで「この方が良いと思ったので、変えました」みたいなことが実際に起こったんですよ。
それで、自分でやるのは大変なので、現在は巧都VOICEに任せているのですね
そうです。まず、巧都VOICEは現地に日本人がいることが、最大の安心材料ですね。2年くらいのお付き合いになるのですが、ビルのリニューアルの際に石の手配をお願いし、安くて良いものを仕入れていただきました。
巧都VOICEでも、デザインをやるのですが、有設計さんとは競合になるのでは？
はい、確かにそうですね。
でも、これからはネットワークの時代です。特に大きなプロジェクトなどでは、お互いに組んで仕事をこなす、ということも必要です。
また、新しい情報などを共有しあったりすることで、お互いにメリットがあると考えているんです。
中国からの輸入に関して、問題だと思っていることはありますか？
デザインという世界は繊細な世界です。
自分のデザインの意図やセンスがわからない業者さんだと微妙にズレが生じると思うのですが、大谷社長は自分でもデザインをされますから、その辺りの問題はクリアできていて、非常にありがたい部分ですね。
大谷社長の印象と今後の展望を教えて下さい
まだ若いのに、経験は豊富。1つ1つ確実にこなしていく力を持っている方だと感じています。やりっぱなしでなくきちんと顔が見える位置で仕事をしてくれるので、非常に安心です。人と初めて会った時には、1～2分で自分と合うかどうかはわかりますが、大谷社長とは夢を共有し、一緒に語り合い、中国に進出したいお店のお手伝いを一緒にしていくなど、人としても合うなぁと感じていますし、これからも良きパートナーでいたいですね。 |
